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ビタミンCの話


ビタミンCの話

vitaminc

大航海時代のことです。

長い航海の間に船乗りたちを苦しめたのは「壊血病」という病気でした。

それを防ぐためには「レモンを船に積み込んで食べるといい」と気が付いた医師がいたのですが、脚気と同じくそれが広まるのには時間がかかり、多くの人が亡くなりました。

ビタミンCは別名「アスコルビン酸」と言います

・肌を白くする
・風邪を防ぐ
・最近ではがん細胞を殺す

と様々な効用が分かってきました。

体内で、たんぱく質+鉄+ビタミンCでコラーゲンが作られます。
コラーゲンは細胞同士をくっつけて丈夫な組織を作ります。
コラーゲンがしっかりした組織を作れば、皮膚や粘膜、血管や骨などの器官が丈夫になり、病原菌も入りにくくなります。

また、ビタミンCは免疫力を高め、抗酸化作用によってがんを防ぎます。

さらに副腎の機能を高めますので、「副腎疲労」に効果があります。


分子整合医学・・体の中の分子を整えることで病気を予防、治療することができる・・の生みの親であるライナス・ポーリング博士(アメリカ)はビタミンCの働きに注目し、「風邪とビタミンC」「がんとビタミンC」などの本を書かれました。

現在アメリカでは多くのサプリメントが使われていますが、そのきっかけを作ったのはポーリング先生です。
先生は二つのノーベル賞(化学賞と平和賞)を受賞された偉大な方です。
しかし残念なことにポーリング先生の考えは医師たちには受け入れられず、失意のうちに亡くなりました。

ビタミンCはB群と同じく水溶性で2、3時間で排泄されます。

風邪を引いた時には、2、3時間おきにビタミンCを飲むと効果的です。
大量に摂ると下痢をすることがあります。

だいたい1日10gくらいが上限のようですが、一時的なものですので、下痢になるぎりぎりの量を摂るといいでしょう。

タバコを1本吸うと25㎎のビタミンCが消耗するそうです。タバコを吸う人はビタミンCを多めに補給しないといけません。
(もちろん、その前に禁煙したほうがいいですね。)

また、ストレスの多い人、疲れやすい人は副腎が疲労しているかもしれません。
パントテン酸、ビタミンC、ビタミンEを多めに摂ってストレスに対抗できる体を作りましょう。

成長期の子どもたちは常に貧血になる危険と隣り合わせです。

体が大きくなる、女の子なら生理が始まる、激しい運動をする、すべて貧血の原因となります。

食べ物から鉄を摂る時に吸収率を高めてくれるのがビタミンCです。

レバー、赤身の肉、赤身の魚(かつおやまぐろなど)にレモンを振りかけるとか、青菜を添えるとか、デザートにみかんやいちごなどを食べると効果があります。

サプリメントを飲む時も、鉄とビタミンCを一緒にのむといいですよ。



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Midori
長野県上田市で子育て相談室を開いています。 自分の子どもが病気になり、栄養療法で改善したことから、食事や栄養の重要性に気づきました。 分子栄養学をベースにした栄養指導で子育ての悩み解消を目指しています。

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