かつお昆布だしをとって、お味噌汁をつくってみましょう。
「だし」と聞くと、難しいような気がするかもしれませんが、
覚えてしまえばとっても簡単です。
まとめて1~2日分の「だし」をとっておけば、お味噌汁をはじめ、煮もの、お浸し、炊き込みご飯など
あっという間になくなってしまいます。
それでは、最初にかつお昆布だしをとります。
<用意するもの>
・鍋
・水
・昆布(真昆布、羅臼昆布、利尻昆布など)
・かつおぶし(厚削り、花かつおなど)
①お鍋に450mlのお水と昆布(2㎝程度)を入れて、1時間以上おきます。(まとめてとる場合は、1ℓ分くらい。)
②弱火でゆっくりとだしをとり、沸騰直前に昆布を取り出します。沸騰したお湯の中では昆布はぬめりがでて、だしがでません。
③かつおぶし5gを鍋にいれ、火を止めます。(お水1ℓの場合は片手ひとつかみ分が目安です。)
④数分置いてから、さるでこします。
ハイ!かつお昆布だしの出来上がり!!
次に、お味噌汁をつくってみましょう!
<味噌汁の基本の分量(2人分)>
・だし汁…2カップ
・味噌…大さじ1.5~2(お好みで)
・具材
①だし汁で具材を煮ます。具材は煮えにくいものから煮ましょう。
②具が煮えたら火を止め、お味噌を溶き入れます。お味噌は煮立たせると風味がとんでしまうので、必ず火を止めてから溶き入れましょう。
③仕上げに薬味などを入れたら出来上がりです。
★わが家ではまとめて1ℓのだしをとっておきます。だしの保存期間は冷蔵庫で二日間程度。早めに使い切りましょう。
★使用後の昆布やかつおぶしは佃煮にするとおいしいですよ!
★かつおぶしにはイノシン酸、昆布にはL-グルタミン酸という旨味成分が含まれています。
★しっかりとだしをとると旨味やコクが出て、お味噌の量を減らせて減塩になります。