過去記事のレシピでは、動物性食品を使用したものもありますが、最新の情報では、植物性タンパク質を推奨しております。
食肉は、大豆ミートや高野豆腐などに置きかえてみて下さい。順次新しいメニューなどと入れ替えていきたいと思います。

栄養の宝庫!元気が出る鶏レバー煮

レバーは”栄養の宝庫”と言われるほど、含まれる栄養価はトップクラスです。

年末に向けて頑張る家族に。

週に1度はレバーで栄養補給と元気チャージしましょう!

レバーは体に良いとわかっていても、独特の臭みが苦手という方に臭み抜きも一緒にご紹介します。

 

(材料)4人分

・鶏レバー…300g

・塩麹…大さじ2

・生姜…1かけ

<A>・醤油…大さじ2

・みりん…大さじ2

・酒…大さじ1

・テン菜糖…大さじ1

 

(作り方)

  1. 鶏レバーを食べやすい大きさに切り分けます。血の塊があれば取り除きましょう。(※レバー独特の臭みの要因は血です。丁寧に洗いましょう。)生姜は千切りにします。
  2. たっぷりの水で一つ一つ丁寧に洗います。5分ほど水にさらしたら水気を切り、塩麹を揉み込んで10分置きます。(※塩麹の酵素が旨味をプラスして美味しくしてくれます。)
  3. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら2を入れ再び沸騰したら火を止めて、そのまま5分放置します。ザルにあげて水洗いします。
  4. 鍋に生姜と調味料Aを全て入れて火にかけ、煮たったら3を入れて煮詰めます。
  5. 煮汁がほとんどなくなり、ツヤが出たら火を止めます。

 

◉お好みでネギや唐辛子を振ってお召し上がりください。フードプロセッサーでペーストにしても美味しいですよ。

◉冷蔵庫で1週間保存可能です。

 

《ひとくち栄養メモ》

レバーは鉄、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ビタミンB12が豊富です。

鉄はほうれん草の4.5倍。鶏レバー・豚レバーが豊富です。

ビタミンAは食材中トップクラス。含有量が非常に多いため、毎日食べると過剰摂取です。週に1回程度に。

 

〔レバーの比較〕

鶏…ビタミンA、ビタミンB1、葉酸、鉄が豊富。焼き鳥やもつ鍋に使用される。

豚…鉄、亜鉛、ビタミンB2が豊富。クセが少なく、レバニラに使用される。

牛…炭水化物、脂質が豊富。2012年7月〜生食の提供が禁止に。

 

執筆者:しいなゆきこ