過去記事のレシピでは、動物性食品を使用したものもありますが、最新の情報では、植物性タンパク質を推奨しております。
食肉は、大豆ミートや高野豆腐などに置きかえてみて下さい。順次新しいメニューなどと入れ替えていきたいと思います。

発芽玄米の炊き方 

玄米を買ってきて自宅で発芽させるのが一番安全です。
しかしながら発芽させるまでにとても手間がかかりますので、ここでは市販されている発芽玄米を利用する場合のコツを記載いたします。

発芽玄米は、せっかくの栄養が逃げてしまうので、固い、まだ発芽していない普通の玄米のようにガシガシ洗ったりはしません。”ざる”に発芽玄米だけを入れて、2~3回かきまぜるような感じで、水を流しながらさっと洗います。
(ボウルなどに入れて水をためて洗うと、その水をまた発芽玄米が吸ってしまい、おいしくならないので注意しましょう。)


それでも発芽玄米の種類によってはにおいが気になる場合があります。
その場合は、ベジクリーンを少し入れた水に10分ほど浸してから、先に書いたようにざるでささっと洗うと、気にならなくなるのでおすすめです。また、ベジクリーンで洗うと長時間浸さなくても発芽玄米の芯が残りにくいので重宝しています。


洗い終わったら、そのままざるごと流しなどにしばらく置いて水をしっかり切ります。理由は研いだ水をまた吸ってしまうのを防ぐためです。
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その後、白米と合わせて30分~1時間程度、水に浸します。発芽玄米はこの浸す時間が短いと炊き上がりがふっくらしません。長く浸けすぎても臭くなります。


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水加減はおそらく買った発芽玄米に目安が書いてあると思います。白米より少し多めです。お米の種類や炊飯の仕方、お好みで変わってくると思うので、何回か調整してみて下さい。
参考までに、我が家では、3合(米用のカップで3カップ)のお米の量に対して約4合弱(3.9合=米用のカップで3.9カップ。700ml=700cc程度。お米の1.3倍が目安)のお水の量で炊いています。

白米:発芽玄米=2:1くらいから始めて1:1まで持っていけるといいです。
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大丈夫ならもちろん全部発芽玄米が理想です。


先ほど水に浸しておいた白米と発芽玄米を、炊飯器で炊きます。普通の白米を炊くときと同じコース・時間で大丈夫です。


IHで炊飯コースがある場合は、鍋にお米を入れて、この炊飯コースのスイッチを押すと簡単に炊けます。


炊くときに、お米3合に対して塩2つまみと料理用の日本酒を大さじ2杯程度入れると、においも気にならず、ふっくら仕上がります。
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【発芽玄米・白米・水の割合】

1.最初に少量から発芽玄米にチャレンジする場合の目安量

発芽玄米・白米・水の割合について
水はお米を計ったカップと同じカップ180ccのものを使います。お水はあくまで目安です。

【いつも白米を2合炊いている方】:白米1.5合、発芽玄米0.5合、お水約2.5合
【いつも白米を3合炊いている方】:白米2合、発芽玄米1合、お水約3.8合
【いつも白米を4合炊いている方】:白米2.5合、発芽玄米1.5合、お水約5.1合

 

2.慣れてきたら毎日食べたい目安量


発芽玄米・白米・水の割合について
水はお米を計ったカップと同じカップ180ccのものを使います。お水はあくまで目安です。


【いつも白米を2合炊いている方】:白米1合、発芽玄米1合、お水約2.6合
【いつも白米を3合炊いている方】:白米1.5合、発芽玄米1.5合、お水約3.9合
【いつも白米を4合炊いている方】:白米2合、発芽玄米2合、お水約5.2合



注意:発芽玄米の浸水時間、白米や水との割合はあくまでも目安です。これでやってみて、発芽玄米の炊き上がり方が固いようなら、浸す時間を30分増やす、水を少しだけ足すなどしてみて下さい。


先にも書きましたが、白米を徐々に減らし、発芽玄米の量が多いほど良いですが、無理せず続けられる範囲で。


発芽玄米の割合を増やしていく場合の水の量は都度調整してみて下さい。